エアコン(冷房)
節電のポイント
フィルターやエアコン内部がホコリや汚れで目詰まりしていると、ちょうどドライヤーの後ろを手で押さえたのと同じように、負担が掛かって電気効率がダウンしてしまいます。月に1回か2回かはおそうじをしましょう。
②フィルターを取り外して、フィルターの裏側からシャワーで水洗いし、ホコリを取り除きます。
※フィルターの取り外し方は取扱説明書をご参照ください。
③フィルターを陰干しして乾かしたら、再びフィルターをエアコンにセットします。
室外機の直射日光を避けましょう
エアコンの設定温度は「冬は低めに、夏は高めに」が、省エネのポイント。設定温度を1℃変えることで、消費電力を最大10%程度削減することができます。冷やしすぎは身体にも毒。なるべく涼しい服装にして、冷房の設定温度は28℃をめやすに。1日1時間、使用時間を減らすだけでも大きな省エネ効果があります。
同じ温度設定でも、風が直接あたる場合とあたらない場合とでは、風があたった方が体感温度は2℃ほど低く感じます。エアコンの設定温度を上げ、扇風機などで風を作って体感温度を下げましょう。扇風機がない場合でも、温度は下げずにエアコンの風量を強くするだけでも消費電気が少なくなるのでお薦めです。
冷たい空気は上から下に流れていきます。冷房中はエアコンの吹き出し口を上向きになるように風向きを調節すると、部屋全体に空気が流れます。扇風機を併用して、床にたまりがちな冷気を循環させるとより効果的です。
エアコンは、起動時にすばやく冷やそうとして電力を使います。そのため、エアコンのオン、オフを繰り返して温度設定をすると、そのぶん電力がかかってしまうことに。エアコンを連続的に使う時は、自分で調節せずに温度調節機能を使いましょう。一度、お部屋が設定温度になれば、室温を維持する電力のみですむため、起動時のように急激な電力を消費せず節電になります。 旅行などでエアコンを長期間使わない時は、コンセントから電源プラグを抜いて、待機電力を抑えましょう。
※エアコンの機種によっては室外機の中の潤滑油を温める為のヒーターが入っていて、使用する30分前にコンセントを入れる必要がある機種もあります。取り扱い説明書を参照して下さい。